会計士は正論を吐くのが仕事です!

私が、監査業務に従事していた頃に意識していた考えとしては「会計士は正論を吐くのが仕事である」ということです(ちなみに、監査以外の業務をしているときは異なります。)

というのは、監査をしている場合、会計処理、管理の方法、依頼する資料等々、お客さんと考えが一致しないケースというのは往往にしてあります。それは、お客さんにも、事情があって、例えば、予算であったり、管理用の人員や業務の流れであったり、資料の準備が煩雑だという事情があったりします。

そういう場合は、時折、お客さんは難色をしめすので、それについては、こちらの言い分を理解していただくことが必要です。そうでないと、お客さんは「そんなことやってられん、、。」となって、それ以上話が進んで行かないからです。

趣旨を理解していただいても、「そう言っても、、」とおっしゃることもあるので、その場合には両者が合意できるような、落とし所をさぐっていく、、、という段階になります。

このように、監査サイドからなにかコメントをする場合には、きちんと正論を提示することが必要になります。これは、最後まで正論を貫きとおす、、というというわけではなく、お客さんの言い分にも耳を傾ける必要はあります。

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