会計士とコミュニケーション

会計士はコミュニケーション能力があまり高くない、、と批判されることはあります。おそらく、営業をされている人とからと比べると、その批判は当たっている面はあるかもしれません。ただ、会計士が全然コミュニケーション能力がいらないか、というとそうではありません。

例えば、クライアントに対して新しいことを依頼する場合。そのような場合、快く引き受けてくれる場合もあるのですが、必ずしもそうではありません。時折、「なんで、去年はしなかったのに、今年はそんなことをするのだ!」とおしかりを受けるケースがあります。そういう場合、法律が変わっていたりすると、わりと説明は容易なのですが、必ずしも、そうではないケースもあります。

そういう場合はどうするか、、、というと、なぜその依頼をするのか明確に、かつ、相手の心情を気を配りながら説明する必要があります。そのため、自分自身でもその依頼をする理由を完全に理解しておく必要があります。よくある失敗例として、上の人に指示されて、そのままお客さんのところにいってしまい、お客さんを説得できず、怒られてしまった、ということがあります。

というわけで、会計士といえども、他の仕事と同様、コミュニケーション能力がやっぱり求められるということです。ちなみに、会計士のコミュニケーションの特徴は「まず、正論ありき(言葉づかいは丁寧に)。」ということがあります。

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