会社人として持つべきマインドセット (6)~会社から離れるとき

会社人として持つべきマインドセット、前回は仕事キャリア編その2となりました。今回は、とりあえず、最終回となります。いつ会社から離れるのか。会社からの離れ方を考えてみました。

事情により会社を離れるとき

一つは事情により会社を離れざるを得ないとき、ということがあります。例えば、結婚して配偶者が転勤 / 引っ越ししそれについていく、会社そのものがなくなってしまう、等のように自分ではどうしようもない事情の中で会社を離れていくということもあるでしょう。もしくは、上司との関係、待遇、労働環境ということが耐えられなくなって退職という選択肢を選ばざるをえないケースもあります。このように会社にいることができなくなった、という場合は会社から離れることになります。これだと、若干、ネガティブな辞め方といえます。

会社の方向性と自分の方向性が異なってしまったとき

方向性が違う、これも会社から離れる理由になります。つまり、在りたい自分、やりたいことがその会社でなく別のところでないとできない場合は、その会社からは離れることになります。その結果として、別の会社に転職する、別の地域に引っ越してそこで働く、独立起業する、ということがあります。こちらはどちらかというと前向きですね。

どちらの辞め方が望ましいか

やっぱり、自分の方向性が見えたうえで辞める、ということが望ましいです。とはいえ、どうしてもやめざるをえない、というところもあるところでしょう。

ここでの考え方は、やめざるを得ない、という場合であっても、自分が進みたい方向、は考えて少しでもそこに適合する場所を次の職場にするということでしょう。つまり、ネガティブな考えだけでなく、そこに少しでもポジティブにできないか。もしくは、同じ会社の中でネガティブを少しでも減らせないか、ということも一つ考慮事項です。

また、方向性が会社と異なっても、同じ会社の中で自分のやりたいことができないのか、ということも一つ。やっぱり、会社をやめるというのは、会社側、自分にとっても負担は大きいので辞めない方向にする、あるべき考え方だと思います。

立つ鳥跡を濁さず

やめる、ということが決まったらできる限り綺麗にやめましょう。後は野となれ、山となれ、ではなくできる限り、引き継ぎ、仕事の整理等をしてからやめる、ということです。会社をやめても、そこで働いている人との関係はなくなるわけではありません。そんな時、いい加減に仕事をしていると、そこでの人脈がなくなってしまうのみならず、悪い評判が残ってしまいます。意外と属している業界は狭かったりするので、そこで悪評が立つとその後の自分の活動に悪影響を与えるのでこちらも注意しましょう。

まとめ

できれば、前向きな方法で会社を離れたいものです。それと、会社を離れるときは立つ鳥跡を濁さずが大切ですよ~。

 

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