企業、家計において損益、収支の改善がテーマになることは、非常に多くあります。その際に、どのような順序で行えばいいのでしょうか?
現状を把握することから
一番初めにすべきことは、「適時適切に現状を把握する」ことです。企業であればきちんと帳簿を付ける、家計であれば、家計簿をつけることにより、現状の損益、収支の構造を把握する。現状がわかれば、そこから原因分析をして損益、収支の改善プランを練ることができます。ここで大切なのは、適時適切にということで、少なくとも月次で損益、収支を把握することが必要です。
費用、支出を減らすことを考える
現状把握により損益、収支の状況がわかります。その次には、費用、支出を減らすことを考えましょう。企業であれば、合い見積もりをとる、無駄な残業を減らす、不必要な経費を減らす(特に固定費)が挙げられます。また、個人であれば、外食を減らし自炊する、無駄な通信費を減らす、家賃の安いところに引っ越しをするなどですね。収益を増やす、ということはなかなか難しいのでまずは費用、支出を減らすにより、損益を改善します。費用、支出を減らす、ということには即効性があるのですね。
その後で収益、収入を増やしていく
とはいえ、費用、支出の削減は限度があるので、その次には収益、収入を増やします。企業であれば、マーケティング、商品開発、営業により売上増加を図ります。ここで大切なことは、安売りをしない、ということでしょうか。また、個人レベルであれば、転職する、残業代をきちんともらう、副業をする、投資をする、等等が考えられます。ただ、個人の場合は必ずしも、収入の増加が人生の目的とはならないので、うまくバランスをとることが必要です。
まとめ
会社であれ、個人であれ、同じような方法により損益、収支の改善を図れます。とはいえ、個人レベルだとなかなか収入の増加は難しくあるのですが、、。ちなみに、今回は以下の書籍を参考にしました。
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【編集後記】
昨晩は、会社の同僚と中華料理を食べに行きました。そこで、食べた汁なし担々麺がおいしかった。色々と話もはずみ楽しい時間を持てました。