中間管理職の心得~悪く言いすぎない、真意をわかりやすく説明する、自分の言葉で

中間管理職、誰しもがこの立場になることは多いです。中間管理職として辛い所として、上司と部下と両方のことを考えないといけません。どういったことを気を付けるべきか簡単にまとめてみました。

上司を悪く言いすぎない

自分の部の上司、悪くいいすぎないように注意しましょう。やっぱり、自分の上司のことを部下に対して悪く言う、と、チーム内のモチベーションが下がってしまいます。チーム自体の空気も悪くなり、働きやすい環境ではなくなってしまうでしょう。

とはいえ、上司の悪口を言わない、ということはそれはそれでしんどいですよね。理想的には、上司のことを悪く言わない、ということでしょうが自分もストレス、というものもあるわけで、全て自分のところに抱え込むのは辛いです。そうすると、ある程度は悪口や愚痴も言いたいところも事実です。

一つポイントをあげれば、悪口ばかりではなく、いい所も話すことです。いい所をいうことができれば、その分については部下のほうも上司の上司のことをよくみるようになるので、悪口を言い続けるよりははるかにましな状況となるでしょう。

上司の真意をわかりやすく説明する

自分の上司の指示を部下に流すときに、わかりやすい言葉に直す必要があります。時として、上司は職階が上にいけばいくほどに、言動が抽象的になります。また、職階が離れれば離れるほど、共有している前提が異なり、上司はその前提を端折ることもあり、部下には話が通じにくくなります。

その時に、中間にたつ身としては、上司の言動の背景、趣旨をくみ取り、その部分も含め部下に伝えると、部下のほうもきちんと理解して、業務がスムーズに流れるようになります。

自分の言葉で説明する

上司のほうから指示があり、それを部下に流す、ということは往々にしてあると思います。その時のポイントとしては、きちんと自分の言葉で説明する必要があります。たまに、「~さんがしろっ、て言っていたからこれしておいて~。」というようなことがありますよね。そういった時は、部下としては「なんでだろう。」と思ってしまい、モチベーションがあがりません。また、特にその部下にとってネガティブなことを言う場合には、(例えば、企画が没になった、評価がよくなかった。)上司がこういったから、というとすさまじくがっかりします。そのため、少なくとも趣旨くらいは説明するようにしましょう。

まとめ

中間管理職、間に挟まるので結構大変です。上司と部下の間の情報や感情がうまく流れるように立ち回る必要があります。

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