二者間で揉めたり、トラブったりした時に、片方の話しか聞かずに対応を決めることありませんか?例えば、お母さんの話だけ聞いて嫁を詰める、とか、得意先から怒られたことをもって部下を怒る、なんて。ここには落とし穴があって、今回はそんなことをば。
自分が見えないところで何かクレームを言われとき、当然、びっくりするし、焦ったりします。そうすると、つい、そのことだけを持って、自分側の人間、部下とか同僚かを責めてしまいがちです。自分が見ていないことだけについ決めつけてしまいがちです。
ただ、それだと処理のポイントを外してしまうことがあります。片方の意見だけだと、実態が掴めないことが多いから。それぞれが、把握していること、考えていることには当然に乖離があります。そこを埋めないまま処理を考えると、こちら側の人間にとって面白くない、ということあります。冒頭の例だと、奥さんや部下にも言い分、考え、正当性はあるのに、そこを組まなければ当然そこには不満が生じます。
なので、まずは、きちんと状況を把握すること。そのために、もう片方の当事者からもきちんと意見を聞くことが大切です。その場合、怒るとか責めるとかではなく、フラットに状況を聞いていく。聞きやすい空気や状況を作ることは大切です。そこでのポイントはできる限り状況を正確に把握する、、ということでしょう。コインを表裏をきちんと見ていく、ということでしょうかね。
そして、状況が正確に把握できた時点で、どう処理するのが適切なのか、考え始める、といったところでしょう。