ホームパーティーで料理を準備する時のコツ(1) ~メニューの立案

時として、ホームパーティーを開催することは多いかと思います。そんな時の、コツ的なものをいくつか考えてみました。

2016/ 4/ 9 18:23

 

全体的なテーマを設定する

ホームパーティーのテーマを設定しておくと統一感がとれてほっとします。例えば、和食をベースにするか、洋食をベースにするかで採用するメニューが変わってきます。例えば、煮物一つとっても、和食であれば、大根とニンジンの煮物となりますし、洋食であれば鶏肉とジャガイモのトマト煮となってきます。

また、メインディッシュだけ決めておいて、そこと整合がとれるように他のメニューを作成する、ということもあります。焼肉パーティー、ということであれば、肉はあるので、キムチやナムルのような韓国風なつまみを用意する、ような感じでしょうか。

メニューの設定

メニューの設定では、できる限り、調理法/素材は重ならないように注意します。料理法や素材が重なってしまうと、見た目や食べた感じも重複することと栄養バランスが偏ってしまい、なんとなくパッとしない感じになります。なので、ここはできる限りばらけるようにしましょう。

冷たい料理と温かい料理を組み合わせる

こちら、段取りの話になりますが、冷たい料理と温かい料理、両方準備するようにしましょう。

冷たい料理だけだと、少し、食事が単調なのと、体が冷えてしまいます(夏ならそれでもいいとは思いますが)。他方、温かい料理だけだと、食事が開始前に作っておくことができず、パーティー開始から作り始めないといけないですよね。作る方も大変で、待つ方もまず先に食べるものがないので、手待ちになっていしまいます。かといって、作り置くと冷めてしまうので、そうであれば最初から冷たくても大丈夫なものを用意しておけ、という感じです。

手をかけるものと抜くもののバランス

後は、どこで手をかけてどこで抜くか、というバランスも大切です。というのは、すぐできる料理ばかり作ると手抜き感がでてしまいます。それを参加者の方に見透かされるのは少し悔しいですよね。まあ、さくっと、ぱぱっと時間をかけずに作る、ということではいいのですが。他方、手をかけすぎると

料理法の組み合わせ

上記をふまえるとだいたい、以下のような感じで料理法を組み合わせます。まずは、前菜/さらだ、これは冷たい料理ですよね。それから、焼き物/炒め物、これは温かい料理です。それと煮物。煮物は温かい料理、なのですが、事前に作っておくことができ、かつ、温めるだけで提供できるので最初から出せます。最後、ご飯もの/麺類。これは通常は温かい料理なので、後のほうでだします。ただ、おすしのように冷たいものは、時間がない場合は事前に作って出してしまうのも手です。

ちなみに先日のメニューは、前菜の盛り合わせ(チーズ、ハム、野菜)、うどとわかめの酢味噌和え、大根とにんじんの煮物、ラム肉のクミン炒め、握りずし、巻きずし、焼き野菜のえごま油かけ、でした。なんとなく和食ぽくまとめてはみたものの、ちょっと、洋食が混じっているような感じですか。まあ、気にしない、気にしない。

まとめ

ホームパーティーをするときは、テーマの設定で全体感を想定しておくといいでしょう。そこから、料理法、温かさ/冷たさ、素材、手のかけ方等バランスをとりながらメニューを組み立てることが必要です。

 

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