久しぶりに会計、税務の話を。会計、税務等の規則を学んでいる時に気を付けたいのは、それが最新のものかどうか、というのがポイントです。
規則は日々移り変わる
税務でも会計でも規則はどんどん移り変わります。そのため、会計、税務上でなんらかの判断をする場合には最新の規則を把握しておくことが必要不可欠です。そうしておかないと、知らないうちに規則が変わっていて、後で大変なことになった、、ということもあります。そうならないように、判断に関する規則については最新のものを入手するようにしましょう。
情報の入手
一番確からしいのは、政府機関、専門機関のホームページでしょうか。日本の税法であれば、国税庁、会計基準であれば、企業会計基準委員会のものとなるでしょう。また、大手の会計事務所が作成しているウェブサイトも参考になります。
それとともに、専門家に依頼する、ということも考えられます。これは、基準自体はサイトとかで追えたとしても、その解釈や適用となると専門家に依頼したほうが安全でしょう。依頼してそれで、終わり、ではなく、いただいた情報を定期的にアップデートする、ということもいいかと思います。
書籍は内容はまとまっていて、わかりやすく書かれているので、概略を把握するには最適です。ただ、書籍の発行時点では記載内容は若干古くなっているので、その点は注意が必要です。
抜け道に注意
これは税務の場合に多いのですが、規則の抜け道みたいなものがある場合があります。本来、規則が予定している節税ではなく、なんらかの方法により法を犯さずともうまく税負担を軽減できる、ということもあります。ただ、抜け道は弊害が大きくなるとふさがれてしまう場合もあります。そのため、規則の抜け道を利用する場合は特にその動向に注意しましょう。
まとめ
なんらかの判断を要する場合にはその規則の動向について注意し、最新の情報をもとに行動しましょう。報告書等もいつの規則を対象としているのか、明確にする必要があります。