このコロナ騒動から感じたこと146〜コロナ禍での確定申告の風景 世の中編

この文章は令和3年3月16日に書いています。新型コロナウイルス感染症、なかなか減少傾向していきませんね、、、。パンデミックの冬は終わり、ワクチン接種も始まったのですが、変異株もありなかなか先が見えない状況ではあります。本当はゼロコロナがベストですが、なかなか難しく、どうやってこの中で生きていくか、考えたいところです。

さて、前回の投稿では、会計事務所におけるコロナ禍の確定申告の風景について綴りました。次は、世間一般はどうなっているか、みていきましょう。

まずは、税務署。こういうご時世だけに密にならないよう、対策は抜かりなくやっている様です。まずは、整理券制をとって入場者数を制限したり、スマホで確定申告を強調しています。相談会場では、相談を受ける人と、相談する人の間にパーテーションで仕切って直接飛沫が当たらないような配慮がなされています。その他、換気、消毒をしている様です。

それと納税者の対応はどうか。65万円控除の話もあり、e-taxでやる人も増えたよう。まあ、これはコロナの影響とは言い難いところではありますが。

「いつ」確定申告をするか、と言うのは結構人それぞれで個性が出ます。まあ、会計事務所に確定申告をお願いしている人は、3月15日までに済ませている人が多いはずです。なぜなら、会計事務所の方針として3月15日までにあらかた終わらせるよう、関与先に資料の提供をお願いしているから。

そうでない人は、早々2月中に終わらせてしまう人もいれば、3月半ばくらいに終わる人もいるでしょうし、3月半ば過ぎてから、「じゃあ、やるか」という人もいます。考え方としては、「どうせやらなきゃいけないなら早くやっちゃえ」という人と、「いいじゃん、締め切りが伸びたからゆっくりやろうぜ」という違いでしょう。

この申告期限が伸びる、ことは会計事務所にとっても、納税者にとっても意外と都合がいいのです。とはいえ、税務署や県税事務所は確定申告が長引く分、他の手続にかけれる時間が濃縮されてしまい、結構大変なんじゃないかな、、と心配する向きもあります。

ということで2回に渡って書いた、コロナ禍での確定申告の話は終わります。ではでは。

未分類