プロジェクトのコントロール権、手にすべきかそうではないか

プロジェクトを実質的にコントロールするためには自分が一番、そのプロジェクトに対して努力し、貢献する、という話をしたと思います。じゃあ、全てのプロジェクトについてそうすべきか、というとそうでもありません。今回はそんなことをば。

それは、そのプロジェクトに対する思い入れ、利益と周りの人との人間関係によって決まります。

まずは、自分がそのプロジェクトについて思い入れがあったり、プロジェクトがうまくいくことにより得られる利益が多くなる場合。そういう場合はひたすらプロジェクトに力を入れて、自分がそのプロジェクトをリードできるようにすることが必要です。自分の熱量により周りを動かしていく感じですね。そうして、とにかくプロジェクトがうまくいくことに尽力することがいいです。

逆に、誰かしらリーダーシップを取れる人いて、実際にその人が努力している場合。その場合は、任せてしまう、というのも手です。確かに自分がやるとは、異なった感覚、微妙な感じを抱くこともあるでしょう。であることも多々あります。でも、それが許容範囲であれば、そこを認め、その人が力を出せるよう、必要に応じてサポートしていくということがいいです。まあ、フォロワーシップを発揮する、ということです。

あとは、自分でせざるを得ない時もあります。自分もそれほどやる気があるわけではなく、周りもやる気はないが、とりあえずはやらないといけない場合。そういう時は、自分でプロジェクトを動かして、必要最小限の成果を上げて、なんとか収束させる、ということが必要となります。

あとは、放棄する、もしくは、そっと撤退する。誰もやる気がなく、自分もさほどやる気がなく、続けること達成することも求められていないプロジェクトです。まあ、最初はやる気あったけど、みんなやる気を無くしてしまった、そんな場合ですね。そんな時に、責任感を出してプロジェクトをやり遂げようとしても意味がありません。逆に煙たがられるだけ。そういう時は、そっと、手放してしまう、ということがおすすめです。

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