言葉尻や失言を捉えて交渉を有利に進めることの功罪

交渉をしているときに、言葉尻や失言を捉えて、自分にとって有利なように交渉を進める、ということあります。もちろん、効果的なのですが、問題もあります。今回はそんなことをば。

言葉尻や失言を捉え、そこを皮切りに交渉を自分にとって優位に進めていく、ということあります。言葉尻を取られると、取られた方はどうしても強くいえず、そこから相手に悪い条件を押し付けて自分にとっていい条件で交渉を締結することができます。

ですが、これをすることにより、相手の気分を害し、人間関係を悪化させる、ということがあります。相手からすれば、失敗した、と思う失言をぐりぐりとこじ開けて、自分にとって不利な条件で交渉を結ばされた、という、悪い気持ちを植え付けます。つまり、失敗したことへの自分への失望と、それをうまく利用された相手への恨み、そういう感情を持つわけです。また、こういうことをされると相手に対する信用がなくなり、次からは警戒心を持って対応されることになります。

結局、失言や言葉尻を捉えることによって、その場での交渉は有利に進めることができます。ただ、長い目で見ると、人間関係に暗い影を落とします。やっぱり、そういうことをすると、恨みがあったりとか、また、場合によっては逆に信用を失ったりします。

とはいえ、失言を捉えるのは交渉においては自分を有利にすることにつながります。ですので、例えば、長期的に人間関係を考える必要がない、であったり、この交渉は絶対に落とせない、といったときに、言葉尻を捉える。ただ、そうでない場合は、長期的な利益や人間関係を優先し、言葉尻は捉えない、といった対応が必要になるでしょう。

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