感情をぶつける、というのは、否定的に受け取られることが多いです。冷静沈着、の方がイメージはいいですよね。ですが、必ずしもそうでなくて、今回はそんなことをば。
感情というのは人を動かすのです。理論や分析というのは後回しです。どちらかというと、感情で動こうとした人の背中を押す、というような側面もあったりします。もちろん、感情を制御する、ということもありますがね。
たとえば、落ち込んでいる人に対して強く涙を見せて怒ってみることにより元気を取り戻してもらえる、愛する人に感情をぶつけることにより振り向いてもらえる、勇気を出して自分の本音をぶつけることでそのことを受け入れてもらえる、なんてことがあるでしょう。
ただ、注意すべきは、感情というのは劇薬なので、使い方は注意すべきだろうと。感情ぶつけてみて、思わぬ方向に相手が動いてしまう、ということもあります。やっぱり、感情をぶつけるとぶつけられた方の感情も動いてしまいますからね。あとは、感情的になる回数が多くなると、相手も慣れてしまってあまり動じなくなってしまう、ということもあるでしょう。
ということで、やっぱり、感情をぶつけてみる、ということは、物事を動かすのに必要なことであります。ただ、感情の起伏が激しいのもどうかなので、切り札的に感情を動かしてみる、、、というのも、いいのかなぁ、なんてね。