世の中には何人か怒りっぽい、という属性の方、いらっしゃいますよね。そういう人の対応はなにかと厄介です。ただ、そこには少しコツがあるので、考えてみるようにしました。
怒りっぽい人の特徴とか背景とか
怒りっぽい人というのは、常に不安を持っている人、とか、感情のコントロールが苦手な人とかだったりします。常々不安だからこそ、なにかことが起こったり起こりそうになった時は不安が高まってしまい、つい起こってしまう。感情のコントロールが苦手なので少しのことで感情をコントロールできずに怒ってしまう、ということがあります。後は、中には怒ることによって、ストレスを解消する人も。そういう人の特徴は怒っていると徐々に表情が穏やかになるのでわかると思います。
もちろん、怒られるほうにもそれなりな理由はありますし場合によっては普段は怒らない人が怒り狂うということもあります。ただ、怒りっぽい人というのは、一定の属性を持っているかと思います。
まずは感情を吐き出させる
それでは実際に怒りっぽい人が起こり始めたらどうするのでしょうか。おそらく、答えとしては感情をある程度吐き出させる、ことにあるのでは。感情をある程度吐き出させると、その後はすっきりして、落ち着いて話ができるものです。逆に、怒り始めたときに、言い訳なり説明なりをしようとする、もしくは、こちらも怒って応戦してしまうと、相手はよけども怒り狂ってしまい、止まらなくなってしまいます。そうではなく、怒りを発揮しているときは相手のいうことを聞くようにすると徐々に納まってきます。
高等手段として、少しだけ逆らって、大爆発をさせる、というのもあるかもしれません。そうすると、怒りが大きくなる分、先方に対するストレス解消効果も大きくなるでしょう。
焦って言うことを聞かない
逆に怒られている時に、自分の非を認めすぎたり、不利な約束をするのは控えるようにしましょう。もちろん、怒りっぽい人であっても、怒る理由はあるわけで、そこに自分の非があればその点は認める必要はあります。とはいえ、怒っている時は自分の都合のいいことを言う傾向があるので、そこでなにか約束をすると自分に不利益がもたらされる可能性があります。
もちろん、なんらかの謝罪なり約束なりをしないといけない場合もありますが、できればそういったことは最小限にしてその場は納めるのがポイントです。相手が落ち着いたときに、その後のフォロー等を考えるのがいいでしょう。
気にしすぎない
怒られるとこちら側も感情が波立ちます。例えば、自分も怒ってしまう、逆に自分を責めてしまう、ということがあります。どちらにしても、自分にとってつらいと思います。理想的には「感じるな考えろ。」、つまり、感情はできる限り波立たせず、相手の言っていることの内容のみをとらえ、反省すべきところは反省し、聞き流すべきところは聞き流し、善後策を検討する、というのが理想でしょう。これはなかなか難しいのですが、理想状態を知っておくことは意義のあることです。
また、怒られたほうが色々と気にしますが、怒った方はあまりひきづりません。それは怒ったことにより、感情がおさまるということなので、怒られたほうもあまり気にしないほうがいいです。
まとめ
怒りっぽい人、まずは怒りを吐き出させるのがポイントです。それがすぎれば、理性的に対応できます。自分自身の感情はできる限り波立たせないようにしましょう。怒りっぽい人、というのは人からは好かれにくいので、「人のふり見てわがふりなおせ。」ということで、自分自身は感情をできる限りコントロールすべきです。