会計人として、業界人の言葉をどの程度受け止めるのか

ここで、業界人というのは、不動産屋さんだったり、コンサルだったり、役所の人だったり、会計や税務の専門家ではないもののの、その業界の実務としてある程度の知識がある人です。意外とこういう人は厄介だったりします。

確かに、こういう人たちの意見も助かることもあります。会計税務に携わっているとしてもすべてのことを知り尽くしているわけではありません。ですので、別の観点から自分が知らなかったり見落としていることを、指摘してくれるとありがたかったりもします。

ですが、反面、やっぱり、曖昧だったり、不正確だったりすることもあるわけです。困るのが、自分に対して言ってくれるといいのですが、お客さんに対して言ってしまい、お客さんがその人の方を信じてしまうのは、少々厄介です。そうすると、お客さんがこちらの言い分をきちんと聞いてくれなかったり、両方に対して不信感を持ってしまったりすることもあります。

自分が正しいと思っても、それに反するようなことを言われると不安になってしまう、ということもあります。条文や根拠があるものであれば、そこを見て解決をつけれるのですが、白黒はっきりしないことだと、自分の判断を信じきれないこともあります。

具体的な対応を考えてみると、まずは、きちんと業界人のいうことを聞く。それが正しいこともありますからね。それから、自分が正しいと判断すれば、その自分の判断を信じて、ことにあたる。最後は、言葉を尽くしてお客さんのことを説得し、自分の言葉を聞き入れてもらう、というあたりかな。

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