これで、2016年が終わり、新たな年が始まろうとしています。そうすると、「料理ができるようになりたい。」、「料理が上手になりたい。」というふうに思われる方もいるかと思います。そんな方々のために家庭料理が上手になるための3ステップ(+1)をお送りします。
学ぶ
まずは、「学ぶ」ことから始まります。どんなことでもそうですが、我流でやるよりは、きちんとしたテキストなり教室に通って基礎を身につけることが必要です。そうした基礎があってからこそ、難しい料理や独創的な料理も作れるようになるでしょう。
基礎を身につけるため、それに適した教材で学ぶことが必要です。そのため、専門的、応用的な教材より基礎を扱ったもののほうがいいでしょう。おすすめは、ベターホームが出している「かあさんの味」と「家庭料理」です。後、自分は読んだことがないのですが、入門書として「お料理一年生」、「お料理二年生」といった本も、ベターホームから出ているようです。後は、ベターホームでは料理教室等も提供しているようです。別に、料理の本や料理教室はベターホームだけではないので、それぞれ調べてみてよさげなところを選ぶといいでしょう。
実際に作る
学んだら、次に自分でやってみる、ということが大切です。なにごとも、自習無くして上達はありません。初学者がよく陥りやすい罠として、料理の本を読んだり料理教室に出ただけで満足してしまう、ということです。これだと、作れるような気はしても、実際にはできず、すぐに忘れてしまい、やがては作れなくなってしまいます。
作る料理は、「これおいしそうだな。」とか「これなら作れそうだな。」、「これ作ってみたい。」という感情が動いたもの。もちろん、最初から難しい料理を選ぶと挫折してしまうので、最初は作りやすそうなものをつくりましょう。そして、これは、と思うものがあれば、複数回作ってみるとやがてその料理が身に付き、料理全体の技術が上がるはずです。
人に食べてもらう
自分で作る段階がすぎたら、今度は人に作ってあげましょう。人に作る、ということはハードルが高くなり、心理的なプレッシャーが体に応えるようになります。とはいえ、このプレッシャーの中、献立を考える、何度も繰り返し上達する、ということを自然とするようになり、それに伴い、料理をすることが上手になります。多人数にすると、準備やアレンジが大変なので、最初は少人数からでもいいかと思います。
さらに上を目指すためには
家庭料理、ここまでやれば相当の技術がつくはずです。とはいえ、まだまだ、上達のための方法があります。一つ目は、お金を頂戴すること。お金をいただくとさらにプレッシャーがかかります。このプレッシャーの中、色々と考え練習することにより料理の腕が上がります。
もう一つは、資格をとる。資格をとるために勉強、練習するのでこれまた上達につながります。とはいえ、調理師はハードルが高いので、手頃な資格としては、「家庭料理技能検定」あたりがいいでしょう。3級くらいまでは割とスムーズにいきますが、2級から上になるとハードルが高くになります。
まとめ
家庭料理を上達するためには、学ぶ、練習する、人に食べてもらうの3ステップを回転させることが非常に有用です。さらに、精進するためには課金する、資格をとる、といった手段もあります。季節は新年、料理上手になりたい、ということであれば、こちらの3ステップをどんどん回してみて下さい。気付くと相当料理が得意になっているはずです。