指示の粒度の調整に関する考え方

人に指示する時の粒度、をどう調整するかは、結構悩ましいところです。粒度、というのは、抽象的か、それとも具体的か、ということ。今回は、そんなことをば。

粒度をどうするか、というのは非常に難しいところです。あまり、抽象的すぎると伝わらない、とか、誤って伝わってしまう、あということです。逆に、具体的だと、指示する方が大変とか、指示しきれない、ということもあります。あと、相手の思考力等を奪ってしまう、ということもあるでしょう。

基本方針としては、自分は、割と、具体的に伝えるようにしています。どんなに具体的に伝えても、どうしても、伝えきれないことがある。そういう場合は、粒度高く、できる限り明確にするということが大切でしょう。

ですが、抽象的に伝えることもあります。それは、能力のある人や、その人の独創性を発揮させたい時。なので、そこの見極めは非常に大切です。その人の、立場、能力、状況などを見極める必要があります。あとは、ちゃんと、フィードバックを求めたり、ちゃんと、思った通りに動いているか、ということのチェックも必要でしょう。

ということで、コミュニケーションの粒度には注意が必要です。その場にあった粒度で運用したいものですね。

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