お人よしが撒き散らす弊害とその対策

お人よし、頼まれるとノーと言えずつい引き受けてしまう、そういうことの人をいいます。一見すると、いい人に思えるのですが、必ずしもそうとは言えません。今回はそんなことをば。

実は、お人よしの本質として、全ての人にいい顔ができる、のではなく、いいやすい人と、いいにくい人のカテゴリーが結構、極端だ、ということがあります。

具体的には、お客さんに厳しいことを言えず自社で被ってしまう、近所の人からの頼みを断れずつい受けてしまう。両親や兄妹にはいい顔をしてしまう。こうやって、自分自身がどんどんお金や時間を頼んでくる人に吸い取られてしまい、疲弊していきます。

で、自分だけが害悪を受ける、、、というのであれば、まだいいのです。問題は、その人がお人よしで軽々しく引き受けてくるために、周囲の人が迷惑するということがあります。無理難題をもってくれば部下の負担となり、近所や親兄弟にいい顔をすれば奥さんや子供に負担が降りかかります。

どうすればいいか、ということですが、二つあります。まずは、お人よしに巻き込まれないようにすることが大切です。可能であれば関係を絶ってしまうのがいちばん。まあ、多くの場合はそれができないから苦労する、ので、お人よしに対しては、強い態度をとって行動を改めてもらう、ということもあるでしょう。

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