実録 500ルピー/1,000ルピー札が使えなくなったことの個人的な記録 (3)

さて、500ルピー、1,000ルピー札が使えなくなった話、ハイライトの11月13日までは進めてきました。その後の流れを書いてみます。

11月14日以降

11月14日は銀行はお休みでした。そして、15日以降も状況はさほど変わらず、銀行の前には行列ができています。とはいえ、徐々に落ち着いてきたようで、新聞でも1面には出てこなくなったし、行列も小さくなってきたような気もします。一部では、ATMも動き始めたのかな。

ちなみに、私もお客様の好意で、旧札から新札(2,000ルピー札)に変えてもらいました。それまでは、財布の中に100ルピーくらいしかなかったのが、少し増ました。特に、キャッシュは使わなかったとしても、ないと不安なのでちょっと安心です。

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ただ、2,000ルピーだと、単位が大きすぎて、軽食をとったような場合には受け取ってもらえませんでした(釣りがないから)。結局、この2,000ルピーは空港でお土産を買うときに使いました。空港職員のお兄さんが「おおっ、新札だ!」といって驚いていました。空港だと、ドルやカードが使えるので、あまり、新札を見る機会がすくないのでしょうね。

まとめ

この騒ぎも一週間以上たち、徐々にではあるものの落ち着いてきましたように見えます。私自身は、2016年11月18日の夜にはインドを離れてしまい、その後の状況はよくわからないのですが、時間がたてばおちついてくるのでしょう。

今回の政策、意図としてはわからなくはないのですが、なんとも突然でインパクトの強い政策でした。一時的に通貨流通量は一気に減ってしまったので、その分、経済活動の動きがにぶってしまったという悪影響はあるでしょう。特に中小の事業者や小売業者にとっては厳しいものがあったと思います。

私、個人としては、出張ということであり、それほど大きな影響はありませんでした。ただ、旅行者としていくと、かなり厳しいだろうなと。特に、個人旅行だと、クレジットカードで、というわけにもいかないですし、両替は列にならばないといけないので、そこに時間がとられそうですね。

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