経理部で勤めている方は会計監査ということで、会計士が会社の会議室を占拠し、資料を見たり質問をしたりと色々と対応されていることもあるでしょう。彼らはいったいなにをしているのでしょうか?
会計監査の目的
会計監査は、企業が作成する財務諸表について適正性を保証すること。平たく言えば、企業の家計簿みたいなものが正確に作られているかどうか検証して、株主、投資家、債権者等第三者に報告することです。財務諸表は企業によって作られるものですが、それが正しいものかどうか、ということは第三者にはわからないので、それにお墨付きを与えるのが会計監査です。
分析や質問を重視
というのも、会社の取引は膨大となるためすべての取引を検証することはできません。そのため、分析、質問を駆使して、ポイントを洗い出してから、検証手続に着手します。また、会社の管理状況も検討し、管理が甘いようなところも重点検討対象となります。
絞り込んだところで検証
その結果、誤りが見つかった場合には、それを集計し影響等を斟酌して、全体として財務諸表が正しく作られているか判断します。
まとめ
会計士はこんな感じで貴社の会議室で仕事をしています。時には、経理の方々の仕事を増やすことはありますが、彼らも仕事なので大目に見てください。
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【編集後記】
将来について色々と考えをめぐらす。思いもよらないところから人生の岐路がでてくるものですね。